私は16歳の頃から青果と人生をともにしてきました。仲買として十数年間、旧神田市場から始まり、合併した東京都中央卸売市場 太田市場を経て、そこから会社を興して現在に至ります。仲買として働いていたおかげで、「ものの良し悪しを見分ける目」「常にお客様の立場で考える視点」が身につきました。これは今も変わらず持ち続けています。
私たちがお客様に約束していること。それは一番いいものを提供することです。だから仕入れる野菜や果物は、一番いい産地のものにこだわっています。「この時期ならこの産地」というように、その時期によって一番おいしい産地から仕入れるよう、全て考慮しています。
正直に言いますと、いいものにこだわると価格が少し高くなることもあるんです。でも、私たちがお客様に約束していることは「一番」を提供すること。だから、常に最高のものを追い求めることは絶対にやめません。それが、私たちがお見せできるお客様への最大の誠意です。
当社は、業務用の野菜や果物の卸売をおこなっています。最高のものを届けたいという思いを持った飲食店様や、品質に厳しい基準が設けられている保育園や病院など、素材へのこだわりを実現するお手伝いをさせていただくことが私たちの使命です。この先も使命を果たせるよう、最高のものをお届けしていきます。
品質には一番のこだわりを持っています。仕入れ先は日本一の青果市場である大田市場。たくさんの野菜や果物から、最高の品質にこだわって仕入れをおこなっています。仕入れの際は、目利きのプロである社長自らが市場へ。箱で仕入れるものは全て箱を開けてチェック。納得できないものは絶対に提供しません。
いいものはどうしても価格が高くなりがちです。しかし社長には、仲買として神田市場(大田市場の前身)で働いていた頃からのパイプがあるため、余分な業者を仲介せずコストをカット。いいものを少しでも安く仕入れてお客様にお届けする努力を怠りません。
大企業ではない私たちだからこそ実現できるこだわりがあります。それは在庫を持たず毎日仕入れをおこない、商品を新鮮に保つこと。一般的に、一度にたくさん仕入れる方が仕入れが安定するため、価格は安くなります。でも、それでは鮮度が落ちてしまう。
青果は鮮度が命です。当社では一回にたくさん仕入れて在庫を抱えることはせず、その都度仕入れるので、新鮮なまま青果をお届けします。
お客様からも「美里さんから卸してもらうようになってから、野菜が日持ちするようになった」というお声をいただいています。
とにかくお客様の視点になって努力することを忘れません。
以前、赤パプリカと黄パプリカをご注文いただいたときのこと。赤と黄で同じサイズのものがなかなか見つかりませんでした。野菜は機械で作っているわけではありませんから、サイズが違うのは当たり前で仕方ないことなのかもしれません。
でも、「仕方ないから諦めよう」では済まされないと考えています。お客様はそんなふうに考えていないはずだから。当たり前を当たり前にしない。妥協は一切しません。
当社が拠点とする墨田区向島は、昔ながらの下町情緒が残る街。お客様に最高のものを届けるという役目だけではなく、お客様からの相談にも柔軟に応えること。それが私たちが大切にしていることです。
「注文が漏れてしまったんだけど、なんとか届けてもらえないかな」なんて急なお願いがあったときには、仕入れや配達に出ている従業員にとにかく電話。中にはお応えできない要望もありますが、最大限の努力を尽くします。
お客様と食事をしたりなど、気軽に話ができる場を持つことも忘れません。商売だけではない人付き合いをすることが、良いお取引にも繋がると考えているからです。
会社名 | 有限会社美里 |
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設立 | 平成11年5月 |
所在地 | 本社 東京都墨田区向島三丁目15番15号 |
資本金 | 3,000,000円 |
代表者 | 代表取締役社長 相田 修 |
社員数 | 8名(男子5名・女子3名) |
事業内容 | 食品及び青果の販売 生鮮つまもの・高級くだもの・有機野菜・無添加漬物等の取扱い |
取引先 | 株式会社テンスターズダイニング 株式会社中原商店(「ぴょんぴょん舎」) 叙々苑スカイツリー店 妻家房 ほか |
取引銀行 | みずほ銀行押上支店 東京東信用金庫本店 朝日信用金庫向島支店 |